| 愛という名の欲望 CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE 永遠の翼 SPREAD YOUR WINGS |
クイーン QUEEN | ||||||||||||||||||||||||
| ELEKTRA P-529E ワーナー・パイオニア '79年発売 | |||||||||||||||||||||||||
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'70年代、かなり人気があったのは知っていたが、気になるグループではなく、別にどうってことはなかった。 知っている曲はいくつかあったが、どれもがうるさくて私にはなじめず、かろうじて弟が買った「ボヘミアン･ラプソディー」だけが、前半の静かな部分だけ聴けたくらいだった。後半がなければ名曲だと思うのだが。 クイーンと言えばこういう思い出がある。もう30年以上前になるが、友人が中野サンプラザでのフィルム･コンサートのチケットを手に入れ一緒に観に行ったことがある。 ホールはすでにギャルたちでいっぱい。その迫力に圧倒され、席に着けず、いちばん後ろで立っていたように思う。なんか場違いの所に来てしまった感じがしていたのである。 やがて･･･ザワついていただけの場内が暗くなった。瞬間、まだスクリーンに映像が映し出されていないのに全員が立ち上がり、「ギャーッ！ギャーッ！！」とものすごい叫び声を発し、それは渦を巻きながらホールを駆けめぐった。 その姿の見えない凶器は、今までに経験したことのないすさまじい大音響で私たちに襲いかかってきた。耳を手で押さえないととても耐えられない。「ビートルズもこんな感じだったのか」と思っていたのだった。 そしてメンバーがアップで映し出されるたびに「ギィヤーッッ！！」。いちだんとパワー・アップするのだ。2,000人以上はいたはずである。ひとり1Wとして、2,000Wのギャルズ･パワーは、たった2Wのメンズ･パワーをいとも簡単に押しつぶしてしまい、ふにゃふにゃにされてしまった私たちは15分ほどで出てきてしまった。クイーン人気に本当に感心した出来事だった。 おととし（去年だったかな？）、そのクイーンをテーマにしたミュージカル「WE WILL ROCK YOU」のチケットをひょんなことから譲り受け、ぜんぜん気乗りしなかったが、とりあえず新宿コマ劇場に足を運んだ。 そこは舞台の両ソデにブースが設けられてあり、その中にバンド・メンバーが7〜8人いて音楽は生演奏だった。 身体に音圧を感じるほどの大音量での演奏はやはり良いもんである。まるで、ロック・コンサートに来ているようで私も大いに楽しんでいた。 そうしたら、長い間探していた曲が流れてきて、あたしゃビックリした。まさかクイーンの曲だとは夢にも思っていなかった。それが、らしからぬこの曲である。 2007/10/01 |
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| ♪ 愛という名の欲望 | ♪ 永遠の翼 | ||||||||||||||||||||||||
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