6BM8/ECL82

2004/10/07

	電圧増幅用の3極部と、電力増幅用の5極部が ひとつのバルブに封入されているので。 たった2本でステレオ・アンプが出来てしまうスグレモノだ。 いまだに値段が安く、入手も容易なのがうれしい。 入門者向けのイメージがあり、軽く見られがちだが 出力トランスに良い物を使えば かなり質の高いアンプができると信じている。 私はこの球で初めて音を出した。 だから、生涯忘れることの出来ない球となっている
東芝

プレートの形状

東芝	RCA

東芝のプレートは長方形で放熱フィンがある
RCAは、やや小さめの平べったい長楕円形となっており、放熱フィンはない
そのため、プレート損失が少し小さいのでは・・・と、いう余計な心配はある

各種6BM8

左から　東芝　NEC　RCA

東芝、NECと比べ、RCA製はかなり背が低い

5極部をよく眺めてみると、第3グリッドが無いことに気付く
その代わり、ビーム形成電極らしきものがあり
これで、第1グリッドと､第2グリッドの目合わせをしていたら
ビーム管になってしまうのでは・・・と、これまた余計な心配をしてしまうのだ

パッケージ

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