| 兄弟の誓い HE AIN'T HEAVY...HE'S MY BROTHER 僕が好きだから 'COS YOU LIKE TO LOVE ME |
ホリーズ HOLLIES | ||||||||||||||||||||||||
| ODEON OR-2404 東芝音楽工業 '70年発売 | |||||||||||||||||||||||||
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'68年の末、アラン・クラーク（写真中央）と共にグループの中心的存在であったグレアム・ナッシュの脱退により、ホリーズもこれまでかと思われた。 しかし、テリー・シルヴェスター（写真左から2番目）を新たに加え、'69年「ごめんねスザンヌ」、それにつづく「兄弟の誓い」（共に全英3位）をヒットさせ、「ホリーズ健在なり」を示したのであった。 アランはグレアムが抜けたことにそれほどショックを受けなかったと語ったらしいが、目指す音楽の方向性に違いが出てきたとは言え、幼なじみであるグレアムの脱退はアランにとってかなり淋しいものであったと思える。 そのようなことから、歌詞の内容はさっぱり分からないけれど、この曲の邦題と曲調とが相まって、アランがグレアムに永遠の友情の思いを込めて歌っているような気がしてならない。 '88年に全英No.1のリバイバル・ヒットを記録したこの曲は、せつなく哀しい音色のハーモニカ、歌に見事に絡んでくるストリングス、ピアノ、ベース、ドラムス･･･など、すべてがすばらしい。 そして最後で聴ける男性コーラスは特に圧巻で感動的だ。 つらいこと、悲しいことがあった時に私を慰めてくれる曲のひとつである。 リスナー側からすれば良い世の中になったもので、YouTubeなどの動画サイトでは数多くの曲を聴くことができるようになってきた。 もちろん音楽は音が良くなくても充分感動することはできるが、好きになった曲はぜひCDを買って聴いて欲しいと思っている。「音は良い方が良い」のに決まっているからだ。 特にこの「兄弟の誓い」のようなドラマチックな曲はなおさらで、CDのきちんとした音源で聴いた方が「より感動する」と自信を持って言えるのである。 2010/10/16 |
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| ♪ 兄弟の誓い | ♪ 僕が好きだから | ||||||||||||||||||||||||
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