トラブリン・マン TRAVELIN' MAN ハロー!メリー・ルウ HELLO MARY LOU |
リッキー・ネルソン RICKY NELSON | ||||||||||||||||||||||||
IMPERIAL IMP-1065 日本ビクター | |||||||||||||||||||||||||
そもそもリッキー・ネルソンは、歌手からのスタートではなく、家族揃って出演していたホーム・ドラマ「陽気なネルソン」、(または「陽気なネルソン一家」)の子役、つまり俳優であった。 そして、その番組の最後に歌っていたのを認められ、レコード・デビューしたのだという。 また、ガール・フレンドとドライブ中に、カー・ラジオからエルヴィス・プレスリーが流れてきて、彼女が「エルヴィスの曲って素敵よね!」と言ったのをきっかけに、「じゃー、俺もレコードを出してやる」と言って、楽団のリーダーだった父親に頼み、デビューしたという話もある。 プレスリーや、ファッツ・ドミノのファンだったリッキーは、初期の録音には当時流行していたロカビリー調の曲が多く、ヒットを飛ばしていたが、それらの多くは、私はあまり好きではないのだ。 この曲のようなポップな感じの方がリッキーにぴったりで、彼の魅力を充分に引き出しているような気がするのである。 「ヤング・ワールド」同様、のべーっとしたベース・ラインが特に好きで、メロディーではなく、このベース・ラインをつい口ずさんでしまうほどである。 インペリアル時代の中では、いちばん好きな曲かもしれない。 B面は、ジーン・ピットニーでも有名な曲で、あまり好きではなかったが、なぜか最近好きになってしまった。 2006/07/23 |
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